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「チーム編成の目的は、目標の達成ではなく、目標に向かって一体になることである。」
-- Tom DeMarco & Timothy Lister; Peopleware, 1999
K+ SOLUTIONSでは、協調作業のための”見える化”ツール「 todoshare」の開発を進めております。従来のプロジェクト管理ツールとは異なり、恊働作業を行うメンバー間の関係が協調的に最適化されることを目的としたツールです。
画面は開発中のものです。
todoshareの考え方
todoshareでは、ソフトウェア開発の「知識型恊働作業」の側面を重視しています。従来のプロジェクト管理ツールは、階層構造に基づく指示と制御といった「管理型作業」の視点からの支援を目的にしています。一方、todoshareは、チームダイナミクスを最大化するためにアイディアを共有し、歩調を合わせ、協力し合うといった、知識型恊働作業の支援を目的としています。
恊働作業支援ツールには、いわゆるグループウェアやメール、チャットといったように、今日では様々な手段があります。しかし、知識型恊働作業におけるチームダイナミクスを最大化する為には、コミュニケーションの量や手段だけでは不十分です。todoshareは、このような量や手段ではなく、「適切な関係性をつくりあげる仕組み」が必要であると考えます。
適用理論
チームダイナミクスを最大化するため、メンバー間の適切な関係性をつくりあげる方法として、todoshareでは、「FORMATIONモデル」と「Coordination理論」に基づく支援を行います。
FORMATIONメソッド
FORMATIONメソッドは、成果物観点でのプロセスモデル「PRePモデル*」を元にした、成果物間関係から役割を定義するモデルに基づくプロセス方法論です。
適切なコミュニケーション関係は、”役割に対する期待”によって形成されると考えます。ソフトウェア開発では、役割に対する期待が形作られる主な要素は、個々の担当者が受け持つ成果物から定義される責務です。そこで、todoshareでは、FORMATIONメソッドをもとに、成果物間の関係から最適なコミュニケーションモデルを提示します。
Coordination理論
サッカーなどのチームプレーにおいて、状況を察知し判断し行動するといった一連の過程をスムーズに行う7つの能力を定義した理論がCoordination理論です。1970年代に旧東ドイツで研究されたスポーツ科学分野の研究です。そこでは、定位能力、変換能力など、7つの能力が定義されています。todoshareでは、チームプレーで求められる能力定義にヒントを得て、協調関係構築機能を実装しています。
*PRePモデル
PReP:Product Rerationship Processモデル, 田中 康, 2005