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アジャイルソフトウェア開発手法「フォーメーション」
今日の激動するビジネスでは、規律に守られた剛構造な組織よりも、むしろ柔構造を持つ組織こそが、リスクに挑戦し勝ち抜くことができる強固なソフトウェア開発組織であると私達は考えています。
私達は、リスクに対して強固な基盤を実現し、柔軟性のあるしなやかなソフトウェア開発プロセスを実現する方法“FORMATIONメソッド”に基づいたサービスをご提供いたします。
FORMATIONメソッドとは
FORMATIONメソッドとは、タスク(Howの観点)ではなく、人と成果物の関係性の観点(Whatの関係性の観点)から、ソフトウェア開発を管理し制御するためのプロセス手法です。
ソフトウェア開発は、建築や製造、そしてサッカーの試合などに例えられることがあります。ソフトウェア開発をサッカーの試合に例えると、サッカー選手の動き方(タスク)は、味方チームの選手の技能、選手の技能から決まるポジション(役割)、ボール(実体)を媒介としてフォーメーションで決まる関係によって構造的に決まります。そしてこの構造的関係を基盤として、試合中のボールと敵と味方の位置関係により、選手が次にどう動くか(タスク)が動的に決まります。前者のタスクを静的な構造によって決まるタスクであるとすると、後者は、状況から決まる動的なタスクであるといえます。動的なタスクでは、状況によって、MF(ミッドフィルダー)がゴールを直接狙う場合もあります。

このように、実際の試合でのサッカー選手の次の動き(動的なタスク)は、選手の技能と技能から決まる役割、ボール(実体)と選手との関係(フォーメーション)、そして状況とによって“結果的”に決まるものです。
ソフトウェア開発を、サッカーの試合に例えてみると、作業者が開発プロジェクトの状況の中で次に何を行うか(動的タスク)は、作業者の技能と技能から決まる役割、役割と担当する成果物から決まる関係、そして実際の開発の状況から結果的に決まるものであると考えられます。
ソフトウェア開発で、当初に立てた作業計画が、実際の開発状況と合わなくなる場合があります。これは、静的に立てたタスクと、実際の状況での動的なタスクとにずれが生じる結果であると考えられます。
一般的なプロジェクト管理では、タスクを定義し、タスクの通りにプロセスが遂行されているかを監視します。一方で、FORMATIONメソッドは、従来のタスク指向でのプロジェクト管理方法とは異なり、最適なタスクは結果的に決まるものであるという考えかたに立ち、作業者の技能と、技能から決まる役割、役割と担当する成果物から決まる関係(フォーメーション)を基盤とした、ソフトウェア開発のプロセスと、実行すべきプラクティスを定義しています。そして、規律に基づいた剛構造の組織管理ではなく、動的な状況の変化に対応ができる、柔軟で強い開発の実現を目指しています。